
あと一か月後ですが、皆様、GWのご予定もおありでしょう。
ちょっと早めのご案内です。
5月2日(土) 大さん橋そばの波止場会館にて
トークショーを行います。題して、
「ノンフィクションは小説よりサスペンス」
フィクション(小説)は自由に創るもの。宇宙人が登場
しようと密室殺人が起きようと書き手の勝手です。たとえ
実在の人をモデルにしても「小説」と銘打てば、想像や創造を
ある程度入れ込むことができます。
でもノンフィクションとなるとそうはいきません。あくまで
真実を求め、対象に密着します。
あと二年ほどで西暦2000年を迎えるという頃、初めての
ノンフィクションを書くため、エディ潘という人を追いかけました。
横浜を代表するブルースロック歌手。元ゴールデンカップスの
リードギター。ソロ歌手になってからの代表作「横浜ホンキー
トンク・ブルース」は原田芳雄、松田優作、宇崎竜童など、多くの
個性派俳優や歌手がカバーしています。
その取材が始まって間もなく、当初の目的とはまったく異なる
世界が、エディさんの一言から出現しました。それはもう私にと
って、思いもよらないサスペンス。書こうとしていた内容が
180度ひっくり返るほどの衝撃でした。
その取材過程で大いに協力してくださったのがエディさんの
親友でミュージシャンの中村裕介さん。そして上梓した
のが「天使はブルースを歌う」「女たちのアンダーグラウンド」と
いう二冊のノンフィクションです。
このたびのトークショーでは、中村さんに相手を務めて
くださるよう懇願しました。本に書けなかったこと、いま
だから言えること、ここだけの話……などなど、ディープな
裏話もふくめて語り合います。
あれから25年以上もたっているので、横浜にも、人々にも
さまざまな変化が起きました。エディ潘さんは昨年の5月、
永眠されました。彼の話もいっぱい出るでしょうが、
「おい、ちょっと俺にも言わせろよ!」と苦笑いしながら
見守ってくれるでしょう。
もちろん中村裕介さんの歌も聴けます。
ギター伴奏は大森裕之さんです。
さほど広い場所ではないので、どうかお早目のお申し込みを!